2022年10月5日の例会には、米山奨学委員会の和田 光平様、米山奨学生の杜 崢(ト ソウ)さんをお招きし、「私の故郷と博士研究内容」をテーマに、お話しして頂きました。
回族の杜さん、河南省から来られ3年、龍谷大学社会学専攻博士課程で学ばれているとのこと、故郷開封市は、シルクロードの東の出発点、宗文化が生まれた場所とのこと、興味深いイメージ映像も見せて頂き、訪れてみたくなりました。
研究テーマが大変ユニークで、『文化としての性「色道」からM.フーコーを逆照射する』というもので、江戸期の遊郭で生まれた色道について研究されているという杜さん。異文化を理解するために、文化人類学は、重要な役目を担っていると締めくくられました。
日中友好のかけはしになられることを願っています。